長野県立子ども病院院内学級を視察して http://yoshida.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2008 年 8 月 27 日
長野県立子ども病院院内学級を視察して
〜東京ネット視察報告その2〜
入院中・病気の治療をしながらも勉強することが出来れば、心の中に「はり」ができ、退院後も円滑に学校に戻ることが出来るはずとの考えから、ここでは院内学級の充実が図られていました。もちろん、進級・卒業・進学も可能です。入級は住所変更をしないで入級でき、治療終了後つまり退院後や通院後は住民票のある通学区の学校・今までの出身校へ戻ります。入級手続きは区域外就学・指定校外就学の許可を取る形です。短期入院では、学籍の移動を伴わない教育委託という学習形態もありました。転学前の学校の教科書を使い、進度や教材を勘案しながら授業を進めることでなおいっそう復学しやすい環境を整えていました。
「前籍校へ笑顔の復帰」をめざし「院内学級コーディネーター」を配属し、復学カンファレンスによる個別コーディネート支援を実施し、全県的な復学支援体制が出来ていました。
「自宅療養期間中でも学習支援、原籍校との連携支援をして欲しい」との声から「長期入院児童生徒訪問支援事業」も平成17年度より立ち上げ、院内学級のない病院に入院中か自宅療養中の児童・生徒に教育事務所に登録されている先生(派遣員)を派遣し学習支援・相談支援を行う事業も行っていました。派遣員は原籍学級担任と連絡を密にし、週に数回のペース(基本は3日ほど、1回2時間程度)で支援を続けながら、学校集団生活への「笑顔の復学」を図っています。
 どこにいても、教育を受けられる権利が保障されている長野県、ぜひ東京都でも実現してほしい事業でした。


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