2006 年
8 月
8 日
100年の杜・仙台市への視察報告
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今年の都市整備常任委員会の視察は仙台市の「みどりの回廊づくり・100年の杜構想」の実態・現状を確認してきました。 仙台市は、伊達藩と呼ばれていた時代から、「屋敷林」と呼ばれる家の周りへの植樹が励行されてきました。これは、1つには家を暴風雨や大風から守るための防風林に、もう1つには戦国時代に兵糧攻めにあっても家の周りで食材が手に入るように果樹や竹林にしてきたからです。 そして、戦災後広幅員の道路を整備し、みどりの回廊をつくろうと植樹したのです。今では、4列に植えられた欅(けやき)並木が10階建てビルの7〜8階部分まで梢(こずえ)を伸ばし、みどりのアーケード屋根が出来ていました。日差しがさえぎられ涼しい木陰が出来ていたのですが、自動車から出てくる排気ガスが拡散されずに、幹が黒ずんできていました。木が傷み枯れることを心配したNPOが高圧ジェット水流で清掃し、その跡は約3メートルの高さで「黒と白」の境界線を描き出していました。 みどりを創出した後の手入れや、その更新の仕方までも考えていかなければ「持続可能な都市づくり」は完結しません。車中心のまちづくりからの脱却とともに、地球に負荷をかけないまちづくり、自然の生態系に近づけたまちづくりへと発想を転換していかなければと実感してきました。
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