2007 年
11 月
13 日
小田原少年院見学
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6月から月1回のペースで愛光女子学園、久里浜特別少年院、多摩少年院、小田原少年院と各地にある少年院を見学してきました。 ここは、明治36年4月に横浜監獄小田原分監として開設され、大正11年10月に小田原少年刑務所として独立し、昭和27年5月に小田原少年院となりました。時を経て、様々な用途変更がおこなわれましたが、現在は初等および中等で、かつ長期処遇・職業能力開発課程の少年院に指定されています。 歴史的背景から、敷地周囲は高い塀で囲われ閉鎖的。そして新幹線と小田急小田原線に囲まれ、電車が朝から晩まで頻繁に往来し、子どもたちの生活への支障はないのか、落ち着きが取り戻せるのかが、心配になりました。「体育会系」と自ら語る院長と職員たちに囲まれ、規則正しい生活や教育活動の充実感はあるものの、建物の構造上の規制から子どもたちの人権への配慮が欠けはしないかとの心配も出てきました。築83年の木造建築であり、元が刑務所だったということで、娯楽室というか集会室のような空間がほとんどなく、食堂すらありませんでした。運動場と教室、作業場と剣道場をかねた講堂、4人部屋の自室が24時間の居場所になるのですが、「精神的な圧迫感に押しつぶされなければいいなぁ」と、半ば念じながら帰途に着きました。 小田原少年院の見学の後には特に、少年院の本来の意味である「問題行動のある子どもたちの育て直し、その家庭の建て直し」は別の形に変えていくべきと強く感じました。そして、地域での取り組みももっと重要になってくる、しなくてはならないと感じています。一人でも多くの人が関心を寄せ、思いを重ねてくださることを期待しています。
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